昨晩、町田にあるsymbiosis café「双方形」での上映会に行ってきました。
オーナーとは別の活動で以前からお世話になっていた方で良くしていただいていました。
またこのスペースで民族文化映像研究所の上映会が定期的に行われていました。
ですので、縁深い場所ではあったのですが、今年は多忙で休みがなく、経済的にも体力的にもフル稼働だったので、ずっと行けず仕舞いでした。
今回、拙作の上映会を開催いただける機会をいただき、初めて行ってきました。
初めて入るお店なのに、初めてのような気がしない、とってもアットホームな空間でした。
厨房に立つのは本作品の小原カメラマンとシュハリの魔女。
そしてオーナーの佇まい。
なんだろうか、この落ち着く感じ。
上映会には、先輩や後輩の友人たちも参加してくださりました。
「野見のシオバカリ」、「ヨッカブイ」、「玉祖神社の占手相撲」を上映しました。
今回、3作を続けてみるのは初めてでした。
3作品とも行事の変容過程が多様で、いかに継承していくかという共通した課題を抱えていました。
前回2作を立て続けに見た時は、奈良県での上映会。
あー、そういえば、その時も小原カメラマンと一緒に参加していました。
今年一番自分が不安でならないのは、民俗の映像記録のノウハウをいかに次世代に繋げていくかという課題。
経験豊富なカメラマンがいなかったら、近い将来、僕は作品のクオリティを担保できないのではと案じています。
だって、僕は現場では裏方さん。
現場の最前線にいるのは、カメラマンですから。
上映後に参加者の方から、「ヨッカブイ」の行事(8月)は今年はコロナの影響で開催されなかったことを教えてもらいました。
気になって他の行事はどうなのか、ネットで調べてみました。
どうも玉祖神社で奉納される占手相撲も、5月と9月は中止になったらしい。
野見シオバカリは、例年2月に開催予定だけど、中止かも。。
だんだんと中止に向かっていく行事は過去に無数にあったと思います。
コロナという別次元の状況で、やりたくても出来ず、やむなく中止という今回の状況。
しかたがないという理解もあるだろうけど、地元の人はどう受け止めているのだろうか。
とても気になりました。
上映会に参加いただいた皆様、
オーナー、料理人、ありがとうございました。