6月30日の岐阜新聞朝刊にインタビュー記事が掲載されました。
「ドキュメント警察官通報-精神疾患とわたしたち- 第6章「提言」③ 任せっきりをやめる」
https://www.gifu-np.co.jp/articles/-/251119
家族や社会、あるいは当事者本人からのSOSが警察に相談が行くとしいます。すると精神疾患の症状に起因する自傷他害の恐れがみられた場合は、直ちに保健所へ通報する仕組み(警察官通報)が法律に定められています。そして行政は医療に繋いだり社会復帰につなげたりの支援を行うのですが、どうやら岐阜県では年々通報が減っているらしい。しかも調べてみると、警察官通報から措置診断につながらないケースが9割。どうやら法律の仕組み自体が機能していないらしいのです。岐阜県では精神疾患の当事者を支える仕組みがちゃんとできているのか。このような疑問から岐阜新聞の記者たちが全6章(1章6回)にわたって告発した骨太なシリーズ記事です。
僕もこれまでの記事を全部拝読させてもらいました。
この問題はどうやら表層部分だけではわかりにくく、問題の根を深く掘り下げて行かないと全体像は見えてこない。
多角的な視座から視点を切り込む内容に一気に読んでしまいました。
しぶとく取材した岐阜新聞の記者たちに拍手を送りたいです。
で、ついては『夜明け前』を作った岐阜県出身の監督である僕にインタビュー取材をさせて欲しいとのことで、お引き受けしました。(僕で良いのか?と思いつつ・・・、お話させていただきました。)
下記に3章までの記事を読むことができます。
https://www.gifu-np.co.jp/category/keisatukan
岐阜新聞の記者の皆さん、頑張ってください!!