工房ギャレットの理念

小さな所から

工房ギャレットは、人と自然の生活技術と精神文化を、
映像・文章・図版等のさまざまな手法で調査・記録する活動体です。
 

監督兼代表プロフィール

今井 友樹(いまい・ともき)

 

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1979年岐阜県生まれ。日本映画学校(現・日本映画大学)卒。2004年に民族文化映像研究所に入所し、所長・姫田忠義に師事。2010年に同研究所を退社。2014年に劇場公開初作品・長編記録映画『鳥の道を越えて』を発表。2015年に株式会社「工房ギャレット」を設立。

【現職】

記録映画監督/株式会社工房ギャレット代表/一般社団法人民族文化映像研究所理事/日本映画大学指導講師

【関わった主な作品】

「粥川風土記」(2005/演出助手/民族文化映像研究所)、「鋳金─大澤 光民のわざ」(2011/脚本/文化庁/グループ現代)、「医す者として」(2011/撮影/グループ現代)、「鳥の道を越えて」(2014/監督/工房ギャレット)、「坂網猟」(2018/監督/加賀市/工房ギャレット)、「夜明け前」(2018/監督/記念映画製作委員会)、「明日をへぐる」(2021/監督/シグロ)ほか多数。

 

姫田忠義(ひめだ・ただよし:1928–2013年)は、民俗学者・宮本常一に師事し、50年以上に渡る活動の中で日本各地の消えゆく生活や文化を映像に残した。民族文化映像研究所(設立1976年)は、自然に依拠した人間の精神文化(基層文化)を映像で記録することを目的に、これまでにフィルム作品119本、ビデオ作品150本以上を制作してきた。姫田らが映像による記録を始めたのは、高度経済成長期であり、日本が大きく姿を変えてく時期であった。姫田らは、当時のメディアが目を向けようとしてこなかった農山村漁村の暮らしに焦点を当て、記録し続けてきた。対して、今井友樹が2004年に入所して以降は、既に変容し、あるいは消滅したものをどう記録するかが課題となっていた。そこで今井は、変容や消滅の過程を紐解き、そこに底流する文化や営みを掴み取り、未来を考える手がかりとして、いかに映像で現代社会に提示できるかを模索している。

会社概要

社 名 株式会社工房ギャレット
設 立 平成27年8月3日
代 表 今井友樹
主要業務 1.地域の暮らしに根ざした映像作品の企画製作、受託、共同製作
2.映像作品の宣伝及び配給
3.映像作品の書籍・DVDの制作及び配送
4.地域の暮らしに根ざした習俗などに関する調査、研究の受託
本社 〒509-1303 岐阜県加茂郡東白川村五加957-3
活動本拠地 〒215-0027 神奈川県川崎市麻生区岡上71-2-2-504
電話番号 090-7226-3806
沿 革 2011年 故・今井千洋と工房ギャレットの活動を開始。
2015年 株式会社工房ギャレット設立