全日本郷土芸能協会の会報(第105号/R3年10月25日発行)の第3回「芸能・祭・生活の記録映像 この民族誌映画がすごい!」にて私の3作品『鳥の道を越えて』・『坂網猟』・『明日をへぐる』を取り上げて紹介してくださいました。
執筆者は、ヴィジュアルフォークロアで活躍されている映画監督の遠藤協さん。先日のポレポレでの公開時にトークゲスとして対談させていただいた方でもあります。
遠藤さんは民俗分野の映像記録に造詣の深い同世代。遠藤さんが監督された『廻り神楽』は震災後の東北の復興と、黒森神楽の歴史が、土地の願いと重なって造られた労作です。僕自身は神楽の映像は関心もあり何度か見たことはあるし、自分自身も作ったことがあります。でも、それは神楽の映像作品を作るために向き合ったという経緯があります。『廻り神楽』は、長い時間をかけて丁寧に取材されおり、神楽を通して復興や継承といった未来を生きようとする人々の映像作品でした。そういう意味でも同じ分野で活躍されている遠藤さんに拙作を紹介いただけたのは、光栄です。
ありがとうございました!
来年1月以降にアウトリーチイベント『すごい民族誌映画が見たい!』(第3夜)で新作のツチノコの映画にも触れながらお話させていただく予定です。
お楽しみに!