僕は民族文化映像研究所で映像制作を学びました。
そこに至るきっかけを与えて下さったのが、日本映画学校時代の指導講師・小池征人(こいけまさと)監督です。
小池さんは、1944年生まれ。1972年、土本典昭監督の助監督として記録映画づくりを学び、1980年、「薬に病む クロロキン網膜症」で初監督を務める。主な代表作に、「人間の街 大阪被差別部落」、「日本鉄道員物語1987」、「免田栄 獄中の生」など数多くの作品を生み出しました。さまざなな境遇を経験しても屈しない人々に、小池さんは優しい眼差しでカメラを向け続けてきました。
小池さんは、昨年に脳梗塞で倒れ、現在リハビリ中です。
彼のスタッフと映画大学の有志で小池監督の特集上映会を企画しました。
2019年12月7日(土)〜12月13日(金)にポレポレ東中野で行います。
貴重な映画を一挙に見る貴重な機会です。
どうぞよろしくお願い申し上げます!
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小池征人監督 ドキュメンタリー特集
2019年12月7日(土)〜12月13日(金)
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小池征人監督の代表作7作品を1週間にわたって特集上映し、毎日日替わりで作品に関わったスタッフ、映画の仲間たちが小池監督と作品をめぐるトークを行います。小池監督は昨年の8月26日に脳梗塞で倒れ現在もリハビリ中ですが、特集上映の初日に登壇します。この上映会は、小池監督の映画の仲間たちと日本映画大学の同僚と教え子たちによって企画されました。今回上映するのは1980年から2008年の28年間に製作された作品で、その時代に求められたさまざまなテーマをまじろがず見つめ続けた優れたドキュメンタリー映画として、今なお多くの人たちに影響を与え続けています。この機会に小池征人監督代表作をぜひご覧ください。
期 間:2019年12月7日(土)〜12月13日(金)
場 所:ポレポレ東中野
料 金:一般1,500円/大学・専門・シニア1,200円/高校以下、障害者1,000円/3回券3,300円
お問合せ:090-7226-3806(工房ギャレット)
【上映スケジュール】
*各ゲストによるトークは1回目の上映後に開催されます。
2回目の作品をご覧になる方もお聞きいただけます。
■12/7(土)
◆14:00-「人間の街 -大阪・被差別部落-」(80分)
◆ゲストトーク:安岡卓治(映画プロデューサー)
◆16:30-「水俣の甘夏」(55分)
■12/8(日)
◆14:00-「水俣の甘夏」(55分)
◆ゲストトーク:原 一男(映画監督)
◆16:30-「薬に病む -クロロキン網膜症-」(107分)
■12/9(月)
◆14:00-「いのちの作法 -沢内「生命行政」を継ぐ者たち-」(107分)
◆ゲストトーク:都鳥 伸也(映画監督)、拓也(映画カメラマン)
◆16:30-「免田栄 獄中の生」(88分)
■12/10(火)
◆14:00-「日本鉄道員物語 1987」(92分)
◆ゲストトーク:一之瀬 正史(映画カメラマン)
◆16:30-「もうひとつの人生」(101分)
■12/11(水)
◆14:00-「免田栄 獄中の生」(88分)
◆ゲストトーク:髙橋 世織(日本映画大学教授)
◆16:30-「いのちの作法 -沢内「生命行政」を継ぐ者たち-」(107分)
■12/12(木)
◆14:00-「薬に病む -クロロキン網膜症-」(107分)
◆ゲストトーク:清水 良雄(映画カメラマン)
◆16:30-「人間の街 -大阪・被差別部落-」(80分)
■12/13(金)
◆14:00-「もうひとつの人生」(102分)
◆ゲストトーク:井土 紀州(映画監督・脚本家)
◆16:30-「日本鉄道員物語 1987」(92分)