『明日をへぐる』第95回キネマ旬報ベストテン文化映画ベストテン6位

■和紙の原料となる植物の楮を、高知県吾川郡いの町、山間部の村に取材。楮の栽培、収穫、皮剥、出荷などの作業を村人たち総出の仕事として写し出す。舞台となる清流の流域は昔から土佐和紙の文化の中心地。栽培と出荷は村の貴重な収入源である。世代を超えて、この作業に勤しむ村人たちを温かく見つめている。