上東を愛する会が主催する【土佐楮の和紙のファンになってほしい!/映画『明日をへぐる』に登場した集落と筒井良則さんの楮畑を維持するプロジェクト】が無事に目標金額に達成しました。応援いただいた皆様、大変にありがとうございました。
コレクター:63人
集まった金額:1,112,000円
先週末の5月21ー22日に、東京からプロデューサーの山上さんと、映画を学ぶ学生、そして私の3人で高知県吾北地区を訪ねました。
映画にも登場する旧・上東小学校の体育館では、4人の方が車座になってへぐりをされていました。皆さんお変わりなくお元気な様子で、テキパキと手を(口も)動かしながら作業されていました。映画では白皮になるまでへぐっていましたが、今回は紙漉きさんの要望で「六分へぐり」という青い外皮部分をある程度残した形でへぐっていました。
そして筒井良則さんのお宅にも訪問しました。ご夫妻ともお変わりない様子でひと安心し。いざ、楮畑に上がってみると、周囲は草取りがなされており、上の方にあるお茶も刈り取られているではありませんか。聞けば、暇を見つけては筒井さんが作業しているとのこと。昭和3年生まれの御年94歳の筒井さんは、まだまだ現役で活躍されています。(僕は久しぶりに畑の斜面を歩いて、足がふらついていたのに。。)
今回、クラウドファンディングのご支援の使い道のひとつとして、上東を愛する会の皆さんが筒井さんの楮畑の周りを囲む柵の修繕を行いました。現在の畑の様子をビデオで撮影してきたのでご報告いたします。
下記のURLをクリックしていただけるとご覧になれます。
https://youtu.be/s82KusPN3w4
いの町紙の博物館にも立ち寄ったのですが、映画で使用した繁村さんが修復した古文書と田島征三さんのサイン入りポスターが展示されていました。
『明日をへぐる』の上映も続いております。
来月には鹿児島ガーデンズシネマで公開します。