7日に名古屋大学の地理学の横山先生の授業で『坂網猟』の上映とトークがありました。院生からの推薦で毎年1-2人ほど外部講師を招いてレクチャーをするという企画があり、その一環で読んでいただきました。
『坂網猟』は2018年に制作した作品、4年前の初々しいナレーションを聞きながら、すごく恥ずかしくなりました。これまでに何度もみているはずなのに、今回初めてこの作品を冷静になって見ることができたんだと思います。なぜそう思えたのか、この4年間を振り返りながら映像を見てました。
上映後は横山先生の司会で会場からの質疑応答へ。色々なご質問を受ける中で、今更にして知らなかったことや気づきが生まれ、改めて坂網猟の続きを描いてみたくなりました。この坂網猟の取材映像は、もともと長編を作る構想もあったので未公開の映像がたくさん残っています。当時は水鳥の繁殖地や中継地の取材を通して長編作品を完成させる予定でしたが、ますます難しい世界情勢になってしまったな・・・。
横山先生、院生のみなさん、参加された皆さま、ありがとうございました!
話変わりますが、名古屋大学の界隈は、学生時代にテレビのアルバイトや、掃除のアルバイトで大学校内には入ったことがあり、また近くに住んでいたこともあったので多少の土地勘がありました。ただその記憶は20年以上前の話。
地下鉄って環状線あったけ?から始まり、知らない駅「名古屋大学駅」を下車して地上に上がると、これまた全く記憶と重ならない近代的な建物がずらりと並んでおり。。あまりの変貌ぶりに自分がどこにいるのかわからなくなり不安になしました。東山動物園の鉛筆みたいな塔だけは当時の記憶のままで、ちょっと安心しました。