このところ夜中に出かけ7時すぎまでテントの中で過ごしています。
動物の出現を撮影するためです。
光や音はご法度です。
携帯をいじろうにも圏外エリアです。
テント内での過ごし方は、至ってシンプル。
ひたすらじっとしていることです。
真夜中は静かです。
でも、5時を過ぎると虫たちが一斉に動き始めます。
特にうるさいのは、ヒグラシ。
日暮れでなく早朝にも鳴くことを初めて知りました。
その後、どこからともなくテントに入り込んでくる蚊。
1日に10箇所は刺されます。
で、“はじめての体験”というのは、これ。
アブの大群です。
高知の人は「テジロ」と呼んでいます。
1匹や2匹ではなくって、数十匹はいるであろう大群に襲われます。
車に逃げ込み、移動しようものなら追いかけてきます。
しばらく車を停めて観察していると、あっという間に軽く100匹以上のテジロに囲まれます。
しかも、車のボディに体当たりしてきてきます。
トタンに当たる雨音のようです。
奇跡的に刺されませんでした。
刺されたのが蚊で良かったと安堵しました。
地元の人は強力な蚊取り線香で追い払っているとのこと。
蚊取り線香使いたいけど、使えない。。