昨日7/13日に東京都小平市にて社会福祉法人ときわ会主催による「夜明け前 呉秀三と無名の精神障害者の100年」の上映会に参加してきました。
ときわ会のあさやけ第二作業所は全国で最初の精神障害者の作業所施設です。また、ときわ会は今年で40周年を迎え、さまざまな記念イベントを行なっております。そのイベントの一つとして「夜明け前」を上映してくださり、私も参加してきました。
映像制作者として何度も観ている「夜明け前」ですが、自分ではこれまで落ち着いて観ることがありませんでした。今回大画面で、初めてじっくり作品と向き合うことができました。
呉秀三の残した「二重の不幸」という言葉は、今なお色褪せず、現代に通じる言葉であると改めて実感しました。
“我が邦十何万の精神病者は実にこの病を受けたるの不幸のほかに、この邦に生まれたるの不幸を重ぬるものというべし”
来場者は、作業所の方や福祉関係、医療関係、そしてご家族や当事者の皆様たち。
上映後に、様々な意見や感想をいただき学ぶことの多い1日でした。
ご来場の皆様、
ときわ会の皆様、
ありがとうございました!!
これから全国で順次数百カ所以上、大小様々な形で上映会が展開されるとのこと。上映情報は、きょうされんのHPで確認することができます。