いま、新作の取材で高知県へ長期ロケに来ています。
偶然にも2作とも現場が高知県ということで、現場を行ったり来たり。
その合間を縫って、先週末は大阪八尾市で行われた『夜明け前』上映会へ行ってきました。
一昨年に大家連主催の上映会で大阪市内での上映会に参加したことをきっかけに、境市、藤井寺市、高槻市、そして今回の八尾市と上映会に呼んでいただきました。すべて関心を抱いてくださった人々の繋がりで実現しています。
今回の八尾市での上映会も、手作り、手触りが伝わってくる上映会でした。
スタッフのみなさんは、市内の福祉団体が実行委員会を組み、各事業所から集まった方達でした。
上映後に20分ほどお話しさせていただきましたが、今回は珍しく緊張し頭が真っ白になって慌てることが何度かありました。
その後、実行委員長の山本先生による病院内の病棟内の様子や隔離室、身体拘束の実態を紹介していただきました。
こういった内容を敢えてオープンにすることはとても勇気のいることだと思います。
実行委員長や実行委員の強い思いを感じました。
今回は、「つなごうや八尾」というスローガンで、実行委員会はもちろん、市内の130社以上の企業に協賛してもらい、日頃障害や福祉に関心がない方にも興味を持ってもらえる様たくさんの人を巻き込んで上映会を実現したそうです。
その思いに感銘を受け、スタッフの方が付けていた「つなごうや八尾」の缶バッジ(非売品)を僕も付けたいと無理にお願いし、自分も胸に付けて登壇しました。
そして持って帰って来てしまいました。
大事にします。
山本実行委員長を始め、事務局の辻様、スタッフの皆様、そしてご来場いただいた皆様。
どうもありがとうございました。