映画学校時代の同期の新作「私たちが生まれた島」

映画学校時代の同期の新作「私たちが生まれた島」が、現在アップリンク渋谷で公開されています。
彼らは、地元・岩手で映像プロダクションを設立し、実直な作品を数多く作り続けていいます。
そういうブレない姿勢に僕は共感しています。
アップリンク渋谷での公開は、17日(木)までです。
私は、16日(水)上映後にトークゲストとしてオンラインで参加いたします。

どうぞよろしくお願い致します。

 

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私たちが生まれた島 OKINAWA2018
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2019年|141分|16:9|カラー|日本|ドキュメンタリー

予告編
https://www.youtube.com/watch?v=fV-XpX9tgeI

 

島で育った若者たちが見た「今の沖縄」と「これからの沖縄」

2019年に沖縄で行なわれた、辺野古新基地建設の賛否を問う「県民投票」で沖縄の人々が基地建設に明確に「NO」を突き付け、沖縄に希望を与えたことは記憶に新しい。
この映画ではその原動力となった元山仁士郎さんの活動や、村議会議員に立候補した3児の母・城間真弓さんの奮闘、戦争で激戦地となった伊江島で育った高校生の中川友希さんが沖縄の過去と向き合おうとする姿を通し、未来を担う沖縄の若者たちが自分たちの視点で基地問題について考え、行動する姿を追った。その軌跡は「今の沖縄」と「これからの沖縄」を知る手がかりになるはずだ。
製作したのは、沖縄の基地問題の歴史を描き、好評を博した『OKINAWA1965』の都鳥拓也(とどりたくや)・都鳥伸也(とどりしんや)。
故郷・岩手県北上市を拠点に活動する双子の兄弟である。37歳の彼らは今作では徹底して沖縄の現在と未来の当事者である島の若者の視点に立ち、彼らの本音と若者らしい等身大の姿を描きだす。
これは、戦後から脈々と基地問題を受け継いできた大人たちから、その想いを自分たちなりの感性で継承しようとする若者たちの記録である。